現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ミニ・コンバーチブル(4) 長期テスト ヒーター全開でオープンドライブ 

ここから本文です

ミニ・コンバーチブル(4) 長期テスト ヒーター全開でオープンドライブ 

掲載
ミニ・コンバーチブル(4) 長期テスト ヒーター全開でオープンドライブ 

積算7563km ロータリー・コントローラーが欲しい

現代のモデルとして、ミニで残念な部分の1つがインフォテインメント・システム。大きな丸いフレームに四角いタッチモニターが収まっているのは悪くない。その下にアイコンが並ぶタッチセンサーも。ソフトウエアは洗練され、動きも速い。

<span>【画像】ミニ・コンバーチブル クーパーSとホットなJCW 純EV版ミニ・エレクトリックも 全75枚</span>

だが、ロータリー・コントローラーと、実際に押せるショートカット・ボタンは欲しい。運転中でも、前方から視線を長時間そらさずに簡単な操作はできるようになる。

積算7724km コンバーチブルは夏のクルマ

AUTOCAR読者の皆さんは、冬という季節はお好きだろうか。筆者は12月生まれだが、あまり好きでない。

英国の冬は雨がちで外は薄暗く、楽しいできごとも減る。そんな気持ちは、ミニ・コンバーチブルに乗ってから、より強くなったように思う。

コンバーチブルは、やはり夏のためのクルマだ。陽気な雰囲気を持つミニの場合、より一層その色合いは強くなる。実際に暖かい時期は、多少の霧雨くらいでもソフトトップを開いて毎回運転していた。

しかし秋が過ぎ、最近はめっきり寒い。ソフトトップを開く元気は出てきにくい。長期テストのためにオープン状態の写真を撮影したが、いかにも寒そうな筆者の表情に、カメラマンは笑っていた。

窓を閉めてヒーター全開なら寒くても平気

しかしこの撮影のおかげで、シートヒーターを1番暖かい設定にして、エアコンのヒーターも強く効かせれば、耐えられなくもないことがわかった。半袖Tシャツを着ていなければ。

ただし、この季節にソフトトップを全開にして楽しそうに乗っていると、変わり者に見えるかもしれない。英国では。

ミニ・コンバーチブルは、サイドウインドウを閉めると、走行中に車内へ巻き込んでくる風が驚くほど少ない。暖かい空気をかき乱されずに済む。これにステアリングホイールのヒーターを追加すれば、悪くないドライブを楽しめそうだ。

反面、ソフトトップを閉じた状態では、ハッチバックのミニより印象が優れないことも事実。黒いファブリック製ルーフが低い位置に来て、リアのサイドウインドウが小さいため、車内は少々窮屈に感じられてしまう。特にリアシート側が。

長期テストのミニ・コンバーチブルを借りた英国編集部の同僚の1人も、英国南部のバークシャー州でオープンドライブを楽しんだようだ。178psのクーパーSだから、パワフルな動力性能とオープンとの組み合わせが、爽快だったと話していた。

特にスポーツ・モードを選ぶと、操縦性がグッと鋭くなる。同時に、郊外の道や市街地に関係なく、驚くほど硬い乗り心地に不満も漏らしていた。筆者と同様に。

犬も好きなオープンドライブ

そんな乗り心地や寒い季節も、愛犬のボビーには関係ない様子。普段はクルマに乗るのをとても嫌がるのだが、ミニ・コンバーチブルに乗るのは楽しいらしい。

確かにソフトトップを開けば、外の景色を自由に見渡せる。空気とともに流れてくる周囲の匂いも、思い切り鼻で楽しめる。オープンドライブが好きなのは、筆者だけではないようだ。

テストデータ

気に入っているトコロ

秋の心地良さ:サイドウインドウを上げれば、走行中の風の巻き込みは最小限に抑えられる。シートヒーターは、追加する価値のあるオプションだ。

気に入らないトコロ

薄暗い天気との相性:陽気で小さなコンバーチブルは、ルーフを閉じてしまうと楽しさが通常のクルマ以上に減るような気がする。

テスト車について

モデル名:ミニ・コンバーチブル・クーパーS エクスクルーシブ DCT(英国仕様)
新車価格:2万9035ポンド(447万円)
テスト車の価格:3万5310ポンド(543万円)

テストの記録

燃費:14.9km/L
故障:なし
出費:なし

こんな記事も読まれています

【MotoGP】クアルタラロ、イタリア決勝で大苦戦18位。ヤマハのアップデートで好転の兆し見せるも“フィジカル”への負担が問題に
【MotoGP】クアルタラロ、イタリア決勝で大苦戦18位。ヤマハのアップデートで好転の兆し見せるも“フィジカル”への負担が問題に
motorsport.com 日本版
ポルシェ『911カレラ』改良新型…空力と動力性能を向上させるデザイン[詳細画像]
ポルシェ『911カレラ』改良新型…空力と動力性能を向上させるデザイン[詳細画像]
レスポンス
ヤマハ発動機が発表した不適切行為の該当車種一覧
ヤマハ発動機が発表した不適切行為の該当車種一覧
日刊自動車新聞
ポルシェ新型911 ついにハイブリッド登場 カレラGTS T-ハイブリッド【公式動画】
ポルシェ新型911 ついにハイブリッド登場 カレラGTS T-ハイブリッド【公式動画】
Auto Prove
ホンダが発表した不適切行為の該当車種一覧
ホンダが発表した不適切行為の該当車種一覧
日刊自動車新聞
アウディのラスボス登場!? 『RS Q8』改良新型、ド迫力フェイスでニュル激走
アウディのラスボス登場!? 『RS Q8』改良新型、ド迫力フェイスでニュル激走
レスポンス
堂々たる体躯がユーザーを魅了! トヨタ三代目「ソアラ2.5GTツインターボL」とは
堂々たる体躯がユーザーを魅了! トヨタ三代目「ソアラ2.5GTツインターボL」とは
バイクのニュース
汚れも気にせず愛犬がリラックスできる広い車内 トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
汚れも気にせず愛犬がリラックスできる広い車内 トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
日産「新キャラバン」発表! “お手軽”「車中泊」仕様が超スゴイ! アンダー380万円で買える「マルチベッド」とは
日産「新キャラバン」発表! “お手軽”「車中泊」仕様が超スゴイ! アンダー380万円で買える「マルチベッド」とは
くるまのニュース
出入りしやすく進化!Bears Rock のソロテント「ハヤブサテント」がリニューアル
出入りしやすく進化!Bears Rock のソロテント「ハヤブサテント」がリニューアル
バイクブロス
キジマの極小ウインカーランプ Nano シリーズ用「ウインカーステー」が発売!
キジマの極小ウインカーランプ Nano シリーズ用「ウインカーステー」が発売!
バイクブロス
CT125ハンターカブ用「ZETA エンジンプロテクション アンダーガード」がダートフリークから発売!
CT125ハンターカブ用「ZETA エンジンプロテクション アンダーガード」がダートフリークから発売!
バイクブロス
KTM新型250デューク試乗「 OHCの新エンジンは2スト的な特性!? 車体はよりコンパクト&フレンドリーに」
KTM新型250デューク試乗「 OHCの新エンジンは2スト的な特性!? 車体はよりコンパクト&フレンドリーに」
モーサイ
マイカーの維持費は月平均1万7613円、2人に1人が「1年前より維持費高騰」を実感
マイカーの維持費は月平均1万7613円、2人に1人が「1年前より維持費高騰」を実感
@DIME
軽いは、楽しい!「1トンちょい越え」ライトウエイトスポーツの面白さ【マツダ ロードスター RF×アルピーヌ A110R チュリニ】
軽いは、楽しい!「1トンちょい越え」ライトウエイトスポーツの面白さ【マツダ ロードスター RF×アルピーヌ A110R チュリニ】
Webモーターマガジン
ヒョンデのモバイルサービスカー「ヒョンデQちゃん」2号機発進! 出張メンテナンスをするだけではない第二の役割にも期待
ヒョンデのモバイルサービスカー「ヒョンデQちゃん」2号機発進! 出張メンテナンスをするだけではない第二の役割にも期待
THE EV TIMES
ヤマハ発動機、大型バイク「YZFーR1」の騒音試験などで不適切行為 基準適合は確認
ヤマハ発動機、大型バイク「YZFーR1」の騒音試験などで不適切行為 基準適合は確認
日刊自動車新聞
第2戦で発生したFIA-F4のエンジン問題についてGTA坂東代表が説明。第3戦/第4戦は無事開催
第2戦で発生したFIA-F4のエンジン問題についてGTA坂東代表が説明。第3戦/第4戦は無事開催
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村